東アジア共同体研究所

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【東アジア共同体研究所(E​ACI) News Weekly Vol.114 「ずさんな汚濁防止対策 」】

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    EACI News Weekly 第114号(3月17日号)
  東アジア共同体研究所(East Asian Community Institute )
    http://eaci.or.jp/

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【目次】

【1】《今週のニュース 2017/3/11-2017/3/17》
  政治(2)、経済(2)、国際(4)、社会(3)

【2】《UIチャンネル放送予告 No.192》
  第192回UIチャンネル放送 
  高野孟×進藤榮一「アメリカ帝国の終焉-勃興するアジアと多様化世界-」
  http://live.nicovideo.jp/watch/lv293181191

【3-1】《EACIレポート》
  森友学園問題、参議院の議事録に記録されていた「安倍総理の動揺」
 (まぐまぐニュース/高野孟)

【3-2】《EACIレポート》
3月20日(月)13時から孫崎享氏(元外務省国際情報局長)講演会!入場無料!

【4】《研究員コラム》
  「ずさんな汚濁防止対策」
  緒方修(東アジア共同体研究所 琉球・沖縄センター長)
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【1】《今週のニュース 2017/3/11-2017/3/17》
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【政治】
■沖縄 翁長知事 岩礁破壊の許可申請なければ訴訟検討
(NHK 2017.3.16)
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170316/k10010913411000.html

■特例法17日に提言 衆参議長案 女性宮家創設促す
(毎日新聞 2017.3.15)
 http://mainichi.jp/articles/20170316/k00/00m/010/103000c

【経済】
■米原発の蒸気発生器欠陥めぐり三菱重工業に140億円支払い命令
(TBS 2017.3.15)
 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3004670.html

■廃炉へ 東電、1号機から
(毎日新聞 2017.3.17)
 http://mainichi.jp/articles/20170317/k00/00m/020/139000c

【国際】
■人道支援車列に攻撃、2人死亡=南スーダン
(時事通信 2017.3.17)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017031700244&g=int

■韓国大統領選、5月9日に投開票 革新系に追い風か
(CNN 2017.3.16)
 http://www.cnn.co.jp/world/35098205.html?tag=cbox;world

■国連 各国の女性議員の割合示す地図公表 “平均23.3%”
(NHK 2017.3.16)
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170316/k10010913301000.html

■緊張が高まるトルコと西ヨーロッパ諸国
(Newsweek 2017.3.16)
 http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/03/post-7186.php

【社会】
■東日本大震災から6年 今も12万人余が避難生活
(NHK 2017.3.11)
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170311/k10010906931000.html

■辺野古新基地:ゲート前で120人が抗議 海上では汚濁防止膜の設置続く
(沖縄タイムス 2017.3.16)
 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/88787

■南スーダン「日報」 陸自トップにも存在を報告
(NHK 2017.3.16)
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170316/k10010914011000.html

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【2】《UIチャンネル放送予告 No.192》
  第192回UIチャンネル放送 
  高野孟×進藤榮一「アメリカ帝国の終焉-勃興するアジアと多様化世界-」
  http://live.nicovideo.jp/watch/lv293181191
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 3月20日(月)20時からの第192回UIチャンネル放送は、筑波大学名誉教授の進藤榮一氏をゲストにお招きして、高野孟×進藤榮一「アメリカ帝国の終焉-勃興するアジアと多様化世界-」をお送り致します。

進藤榮一氏プロフィール
 1939年、北海道帯広市生まれ。帯広柏葉高校を経て、京都大学法学部卒業。京大大学院法学研究科修士課程、同博士課程修了。法学博士。専門はアメリカ外交、国際公共政策。鹿児島大学法文学部助教授、筑波大学社会科学系助教授、同教授、江戸川大学社会学部教授、早稲田大学アジア研究機構客員教授、ハーバード大学、プリンストン大学、オックスフォード大学の研究員などを歴任。現在、筑波大学名誉教授、国際アジア共同体学会会長、東アジア共同体評議会副議長、国連NGO/DEVNET東京・理事。
 著書に『アメリカ帝国の終焉-勃興するアジアと多様化世界-』(講談社現代新書)『東アジア共同体をどうつくるか』(ちくま新書)『国際公共政策 「新しい社会」へ』『東アジア共同体と日本の戦略』『アジア力の世紀(岩波新書)』など多数。

 番組内では質問を受け付けておりますので、コメント欄またはinfo@eaci.or.jpまでお寄せ下さい。

■第192回UIチャンネル放送 
 高野孟×進藤榮一「アメリカ帝国の終焉-勃興するアジアと多様化世界-」
 http://live.nicovideo.jp/watch/lv293181191

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【3-1】《EACIレポート》
  森友学園問題、参議院の議事録に記録されていた「安倍総理の動揺」
 (まぐまぐニュース/高野孟)
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 「東アジア共同体研究所」理事の高野孟の最新コラムがまぐまぐニュースに掲載されました。

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 <森友学園疑惑でほとんど錯乱状態の安倍首相──福山哲郎議員とのやりとりの全文>

 3月7日参議院予算委員会で民進党の福山哲郎議員の森友学園疑惑についての質問が昭恵夫人のこの件への関わりに及ぶと、安倍晋三首相はほとんど錯乱に近い興奮状態に陥って、最後は段々何を言っているか分からない有様となり、山本一太委員長から3度も「総理、簡潔にまとめてください」と注意され、福山からも「何をそんなむきになっているんですか」と皮肉られたほどだった。以下、参議院が公表している議事録(未定稿)のその部分を解説抜きでそのまま紹介する。

○福山哲郎君

そして、総理、私本当は御家族のこととか言いたいタイプではないんですけど、総理が関わっていないという、昭恵夫人も関わっていない、ひょっとしたら被害者なのかもしれない。私もそのようにも考えたいと思います。許認可が始まる直前に名誉校長に就任を受諾をして、寄附金集めには、安倍昭恵夫人が名誉校長だとか、さらには講演に来られているかとか、そういう話も出るはずです。

そして、これ大阪の財務局の立場でいえば、安倍昭恵夫人が名誉校長に就任している小学校を、手続ができないからといって先送りなんかして開校を延長したら、それは昭恵夫人に恥かかせたのか、安倍総理に恥をかかせたのか、近畿財務局だって財務省だってそんたくするでしょう、それは。私的か公人かなんて関係ないんですよ、私人か公人かなんて。そして、その日に、名誉校長に就任された日に安倍総理は本当は講演の予定だった。

だから、安倍昭恵夫人が講演されたのは安倍総理の代わりです。誰が見たって、ああ、昭恵夫人が名誉校長をやって、安倍総理も講演に来るところだったんだなと役所はみんな考えますよ。そこを延期するとか、そんなことしたら総理に恥かかせることになる、そういうことを状況としてつくったこと自身が問題なんじゃないですか。だから、こういう不透明な手続が積み重なるんですよ。総理、いかがですか。

○内閣総理大臣(安倍晋三君)

公人か私人かは大した問題ではないと、こうおっしゃったので、そのお言葉は受け止めておきたいと思います。

そして、今、福山委員は、もうまるで、まるで私と妻がこの結果に働きかけをしていたかのごとくの……(発言する者あり)いや、影響は、影響を与えた……(発言する者あり)
…(続きは以下アドレスより)

■森友学園問題、参議院の議事録に記録されていた「安倍総理の動揺」
 (まぐまぐニュース/高野孟)
 http://www.mag2.com/p/news/242704/2

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【3-2】《EACIレポート》
 3月20日(月)13時から孫崎享氏(元外務省国際情報局長)講演会!入場無料!
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3月20日(月)13時30分より沖縄キリスト教学院大学にて第27回世界友愛フォーラム「トランプ政権と東アジア」(主催:東アジア共同体研究所 琉球・沖縄センター、沖縄キリスト教平和研究所)が開催致します。
辺野古・高江・尖閣にこだわり、中国脅威論に固執する安倍政権。かたやトランプ大統領就任後も依然分断が続くアメリカ合衆国。その狭間の沖縄。新しいリーダーの登場によりその都度翻弄されてきた沖縄だが今回のこの変化にはどう対応すればいいだろうか。今回は日米外交の現場をつぶさに見て来られた孫崎享氏を招き鋭い分析を試みる。

<日時> 2017年3月20日(月)

<時間> 13時30分~16時30分(13時受付開始・開場)

<場所>  沖縄キリスト教学院大学内チャペル
      沖縄県中頭郡西原町字翁長777番地

<話者> 孫崎享氏(東アジア共同体研究所所長、
           元外務省国際情報局長)

<ゲスト> 牧志治氏(写真家)
      スライドショー『大浦湾の自然』

<会費>  無料・定員300名

<申込方法> 氏名、住所、連絡先を明記のうえ、メール、電話またはFAXでお申し込みください。
TEL: 098-963-8885 FAX: 098-963-7858 Email: info-oki@eaci.or.jp

<アクセス> 沖縄キリスト教学院大学キャンパスへのアクセスは下記のURLからご確認ください。
http://www.ocjc.ac.jp/gakuin/gaiyou/access/kotu_map/

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【4】《研究員コラム》
「ずさんな汚濁防止対策」
  緒方修(東アジア共同体研究所 琉球・沖縄センター長)
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ずさんな汚濁防止対策

2017年3月13日(月)、「防衛局が行おうとしている汚濁防止膜設置について」という資料を基に沖縄県庁の基地対策課、水産課、土木建築部に対して二人の専門家が提案を行った。提案者は一級土木施工管理技士 奥間政則氏、元地球科学技術総合推進機構 主任研究員 中本正一朗氏。県庁からの帰りに東アジア共同体 琉球・沖縄センターで説明して頂いた。
以下は私が理解した限りでの、防衛局のインチキな言い分である。

1.現行の防衛局が示している汚濁防止膜の計画
二人の専門家によれば「防衛局は汚濁防止膜の根拠として、懸濁物質が2㎎/L以下とし、現行計画で対応できるとしています。」。懸濁物質とは浮遊物質のこと。1リットルに2ミリグラム以下ということは一円玉が1グラムなので1000分の2。スポイトで一滴落としたよりももっと少ない。これはまったくみかけは真水と変わらないくらいの「汚濁度」であり、とうてい実現不可能な目標だ。「2㎎/L」という表現は防衛局の資料に100カ所くらい出てきて、いかに重要な根拠としているかが分かるとのこと。

一方、県の赤土等流出防止条例では基準は200mg/L。ということは100倍も甘い。これでは海水が汚濁し、太陽の光が珊瑚に届く割合が少なくなり、死滅の危機に瀕するのではないか。
奥間氏は屋我地島と古宇利島を結ぶ古宇利大橋の工事に携わったことがある。(注・平成11年)その時は、もずく生産業者からの要請により20mg/Lという「とても厳しい基準」を守ることになった。
「これは普通の水とほとんど変わらない程の透明度であり、濁土を一切地区外に出すなという県側のプライドをかけた対応策でありますが、我々受注業者にとってはとんでもない締め付けと思われる感覚でした。」(奥間氏勉強会資料より)
(注・防衛局の唱える2mg/Lはさらにその十倍も基準が厳しい―そんな基準を自ら設けていったいどう実現するつもりか。カラクリは次節で説明する)

汚濁防止膜はまずフロートの下にカーテンを垂らす。フロートとは円柱形の発泡スチロールや合成ゴムで出来ており、海に浮かべる。そこにカーテンをつなげ、下に錘をつける。古宇利大橋の場合は海底15mに達するまでカーテンを垂らした。このカーテンは海水は通すが土砂は通さないような材質。オイルフェンスとして使用する場合には、油は水より軽いので流出を防げる。しかし土は水よりも比重が重いので海底に沈降して堆積する。これが珊瑚礁を死滅させる原因だ。
防止膜の長さ(深さ)は、潮の満ち引きを考慮して満潮時の水深に合わせて、その場所に合った長さの防止膜を用意する必要がある。
素人考えで台風の場合はどうするのか心配になる。もちろんこんなフロートやカーテンや錘は何の役にも立たず、大波で海岸へ打ち上げられる。実際に大浦湾に設置されたフロートは台風で切れ、海岸に大蛇のように横たわっていた。これではならじ、とフロートを丈夫に、錘がもっと重く、とエスカレートしてゆきついに45トンのブロックまで投入されるようになった。これでは下のブロックは海底で動かないかもしれないが、上のカーテンとフロートが暴風雨で引きちぎられ、大蛇の死体がまた海岸にさらされることにならないか。
もちろん本来の目的の汚濁防止などの役目など果たせるはずがない。しかも大浦湾は断崖絶壁のように切れ込んでいて海底までカーテンを垂らすことも出来ない。(海底まで45mから65mはあるそうだ)。ましてフロートで海面を全て囲うことも予定されていない。

防衛局による「整合性」主張のカラクリ

「防衛局の公有水面埋立承認書の中の『環境保全に関し講じる措置を記載した図書』の総合評価において、環境保全の基準又は目標との整合は図られているものと評価しました。」
これが防衛局の言い分だ。しかし工事経験者から見れば全てインチキ。
二人の専門家の資料によれば。
「これまで海上工事を経験してきた立場からすると、海底の浚渫や海上ヤード及びケーソン基礎で使用する大量の捨石の投入、鋼管杭(鋼管矢板)の打設時などおのおのの工種によって発生する濁水は確実に基準値をオーバーすることが考えられます。」
まずは辺野古の防止膜の計画では、水面より7mまでしかカーテンを垂らさない。だから海底面で発生した濁水は潮の流れによって広く拡散することが予想される。
次に、本来濁水の発生が予想される海上工事においては、作業区域をすべて防止膜で締め切ることになっているが、そうではなく一方向だけ、開口部が2か所、さらに流れの急な辺野古岬と長島の間に防止膜はなし。現実には濁水流出の防止は不可能。
三番目は、浚渫個所が広いので防止枠での作業は困難。ケーソンの基礎捨石投入場所は水深が急激に深くなっているため。防止枠の設置は困難。

さらに懸濁物質の拡散シミュレーションについては、もう一人の提案者である物理学者の中本氏が次のように指摘している。
1-流動モデルは海水が上下方向に静止する原理を基本にしている、と予測している。―現実には水の流れが横にだけ移動することはあり得ない
2-さざ波、風波、うねりは1000秒以下(約16分)で急速に変化し、降雨や日照変化によって海水の密度は時々刻々変わる。つまり海水は短時間に上下に運動する。
3-誤った流動モデルを用いた流動予測結果に基づいて、沈降拡散計算を行い、懸濁物質濃度を割り出している。
  前提が間違っているので海水の流動予測も懸濁物質の濃度予測も、海底への堆積の状況予測も全てが誤りである。

要するに防衛局は嘘に嘘を重ねて県の赤土等流出防止条例の基準「200mg/L」より100倍も厳しい「2㎎/L」を達成する、と強弁している。自縄自縛に陥っているようだ。
2月13日の沖縄タイムスによれば「政府は、県への申請について、護岸工事を一定程度進め、後戻りできないことを印象づけた上で提出するか、または県が審議に時間をかけても工事の進展に支障ないよう早めにだすかなど、タイミングを見計らっている。」

「ポセイドン」は何を調査している?

奥奥間氏からはもっと恐ろしいことを聞いた。過去に経験した古宇利島大橋の橋脚の基礎工事で困難を極めた琉球石灰岩の問題や、2015年にネットにアップされたある技術士がまとめた資料で述べていることは、沖縄は全島、琉球石灰岩でできている。だからガマ(鍾乳洞)が多い。大浦湾も例外ではない。海中に大きな鍾乳洞があるらしい。南海トラフで海底の地滑りが起きると「滑走路ごと持っていかれる」可能性がある、とのこと。
現在、調査船ポセイドンがやってきていろいろ調べている。ただ、ポセイドンが調査しているポイントが、構造物(埋立区域の滑走路先端部)の近辺だけではなく、埋立区域から離れた海上ヤード付近など、広範囲での調査の目的が気になる。
この調査の結果、大浦湾全体に空洞が確認されたとなれば、基地建設自体がダメだということになりかねない。
それでなくても防衛局の調査がずさんで、国土交通省の技官が9人も防衛省に出向して、注文を付けている。去年の2月1日の産経新聞は「辺野古工事 春以降へ延期 宜野湾市長選勝利 政府、計画に余裕」と一面トップで伝えた。よくよく読むと専門の技官たちが防衛省に乗り込み、「工事の進め方や土砂など資材の調達方法を見直す方針」だという。つまり国土交通省は、防衛局のやり方では辺野古に滑走路を造ることはかなり無理があると見ているのだ。
産経新聞がトップ掲載した記事から1ヵ月後に、政府は辺野古の工事中断を発表したことで、政治的な問題ではなく防衛局の技術的な問題で中断せざるを得なかったことがわかる。
その上、海底にぽっかりと大きな鍾乳洞が空いていれば、「滑走路ごと持っていかれる」!

おいおい、どうするつもりだい。「ドアホノミックス」もオスプレイも墜落―そういえば「不時着水・大破」した場所は安倍に似た安部(あぶ)の海岸―、キャロライン・ケネディの帰国に合わせて急造した高江のヘリパッドは崩壊中、そして辺野古は滑走路ごと沈没?。
ポセイドン・アドベンチャーじゃあるまいし。鍾乳洞が見つかったら潜水艦の基地にでもするつもりか。
2020年のオリンピックも無理だろう。個人的には前年の2019年ワールドカップ・ラグビーさえやって貰えればヨーシ。


3月20日の孫崎氏講演会―沖縄県立博物館が会場使用を断る

孫崎享氏は東アジア共同体研究所の所長。20日に県立博物館の会議室を借りて講演会を開催するつもりだったが、「中身がそぐわない」と担当者から電話があり、断られた。中身は「トランプ政権と沖縄」。タイムリーで県民の関心も高いはずだ。孫崎さんの予定は押さえているし、会場はキャンセルされる・・大あわてでホテルや大学をあたり、幸い沖縄キリスト教学院大学をお借りして実施する運びになった。
会場の件が一段落したので3月3日に博物館長にあてて「何がそぐわないのか、そぐわなければ断ってもよいのか」と質問状を出した。その後、沖縄タイムスの記者に事情を説明した。これが夕方の4時半である。次の日の沖縄タイムスの一面トップ、26,27面に次のような記事が載った。(素早い反応にこちらが驚いた)

県博 会場使用認めず 孫崎さん 勉強会「政治色」理由に 言論の自由危惧 主催者

―県立博物館・美術館を運営する指定管理者「沖縄美ら島財団」(花城良廣理事長)は3日までに、「沖縄とトランプ大統領」をテーマに元外務省国際情報局長の孫崎享さんを招いた勉強会(主催・東アジア共同体研究所琉球・沖縄センター)の会場使用について、「政治色が強すぎる」などの理由で申請を認めない決定を出した。主催者の緒方修センター長は「過去に講演会やシンポジウムを開いているが、なぜ今回はだめなのかが分からない。孫崎さんの現政権批判の論調が理由なら、言論に自由に関わる問題だ」と批判している。(一面)

―線引き基準不透明 駐車場混雑で制限 美らしま財団「活動に支障」(26面)

―公共の場 なぜ排除 孫崎さん「時代に逆行」 県博対応に関係者不信
不当な差別的扱いならぬ 小林武沖大客員教授〈憲法学〉(27面)

琉球新報も社会面に7段にわたって書いてくれた。

―「政治的」と会場貸さず 県立博物館・美術館 市民団体勉強会に

沖縄タイムス、琉球新報がいずれも言論の自由の危機を感じて大きく取り上げてくれた。
この問題については文書で回答を求めているので、来週くらいには詳しい報告が出来るはずだ。

肝心の孫崎さんの講演会は20日(日)の1時半から沖縄キリスト教学院大学で開催される。
EACIマガジンでもポスターが紹介されているのでご覧ください。

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